ラベル 2012 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 2012 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012/06/02

AllThingsD(D10)でティム・クック、アーロン・ソーキン、ラリー・エリソンが故ジョブズについて語る

このエントリーをはてなブックマークに追加  



2012年5月30日から米カリフォルニアで開催された「All Things Digital (D10)」では、ティム・クック、アーロン・ソーキン、ラリー・エリソンらが故スティーブ・ジョブズについて語った。

以下、動画と主な情報サイトのリンクなど。


ティム・クック(アップルCEO)

スティーブだったらどうするか、とは決して考えるな
アップルCEOが語るジョブズの教え「楽しみは旅自体に」 « WIRED.jp

「人生の楽しみはその過程にある。命ははかないものだ。明日が確実に来るなどという保証はない。余計なものは全部捨てろ。」
AppleのCEO、ティム・クックがジョブズから学んだこと―「何より大事なのは集中」- TechCrunch




アーロン・ソーキン(脚本家)
ソニー・ピクチャーズ配給によるジョブズ伝記映画の脚本を書くことが決まったアーロン・ソーキン氏。過去の作品に「ソーシャル・ネットワーク」など。


また1行も台本を書いていないようだった。
私にアピールした摩擦ポイントを特定してそれを脚色していく。
「そこに失望の地雷地帯を見た」「写真ではなく絵画」
アーロン・ソーキンのスティーブ・ジョブズ映画は「生涯を描く」伝記にはならないだろう - TechCrunch

公式伝記とは全く異なったタイプになる。
ビートルズについて書くようなもので、脚本を受けるのを迷った。

”ゆりかごから墓場まで”という構図では書かない
脚本家アーロン・ソーキン氏、スティーブ・ジョブズ氏の映画について語る - WSJ日本版 - jp.WSJ.com




ラリー・エリソン(オラクルCEO)
Pixar社長のEd Catmullと一緒に登壇したのがオラクルCEOのラリー・エリソン。共にジョブズがアップルに復帰する前から深く関わる人物。孔雀の話は初耳だった。


世の中にはユニークすぎてコピーが通用しない人たちがいる。
「脅迫的神経症+奇妙な天才」「ピカソの審美眼とエジソンの発明力」
スティーブ・ジョブズのようになりたいって? 多分無理だろう。永遠の大親友ラリー・エリソンが語る - TechCrunch

味の付いた水でしか実績を残していない人物の代わりにスティーブを解雇したのは、とんでもない過ちだったと思う。

「うちはモルタルなんか使ってない。使ってるのはガラス&スチールさ」
Long Tail World: ラリー・エリソン、親友ジョブズを語る(動画):Steve Jobs Remembered By Larry Ellison @allthingsd

スティーブ・ジョブズをモデルにする、というのは『ピカソみたいに描きたいんだけど、どうすればいい? もっと赤を使ったほうがいいかな』と言ってるようなものさ
「ジョブズはピカソ」〜 ラリー・エリソン、ジョブズを語る | 田園Mac



Related Posts

2012/02/13

故ジョブズ氏へグラミー賞授与、エディー・キュー氏のスピーチ(第54回グラミー賞)

このエントリーをはてなブックマークに追加  



現地時間2月12日、第54回グラミー賞で、故スティーブ・ジョブズ氏にGrammy Trustees Awardが贈呈されました。生前の音楽に対する功績を讃える賞です。(Wikipedia

授与式に参加したのは、アップル社バイス・プレジデントのエディー・キュー氏。スピーチの内容は以下の通りです。



スティーブの細君ローリーンと子ども達、そしてアップルの従業員を代表して、スティーブの Grammy Trustees Award 受賞の栄誉に感謝します。スティーブは予言者であり、指導者であり、とても近い友人でした。この15年間、彼と働けたことをとても光栄に思います。

"On behalf of Steve's wife, Laurene, his children, and everyone at Apple, I'd like to thank you for honoring Steve with the Trustees Grammy Award. Steve was a visionary, a mentor, and a very close friend. I had the incredible honor of working with him for the last fifteen years.

この賞は私にとって大きな価値があります。なぜなら彼にとって音楽は大きな価値があったのです。彼は私達に話しました。「音楽は人生を形づくり、私を私ならしめた。」と。皆さんもご存じのように、スティーブはボブ・ディランやビートルズといったアーティスト達からとても深い影響を受けています。

Accepting this award means so much to me because music meant so much to him. He told us that music shaped his life...it made him who he was. Everyone that knows Steve knows the profound impact that artists like Bob Dylan and The Beatles had on him.

スティーブは革新的な方法で、皆さんに音楽を届けることにフォーカスしました。私達は毎日語りあいました。彼がiPodを発表した2001年、人々は「どうしてアップルが音楽プレイヤーを作るんだ?」っていいました。彼の答えはシンプルでした。「我々は音楽を愛している。とにかくやることが重要なんだ。」

Steve was focused on bringing music to everyone in innovative ways. We talked about it every single day. When he introduced the iPod in 2001, people asked "Why is Apple making a music player?" His answer was simple: "We love music, and it's always good to do something you love."

彼にとって、このグラミー賞がとても特別なものであるとスティーブの家族と私は信じてます。彼への授与に感謝します。

His family and I know that this Grammy would have been very special to him, so I thank you for honoring him today."

アップルは2002年にも Technical Grammy Award を受賞しているとのことです。


元記事
» Eddy Cue Accepts Special Grammy Award Honoring Steve Jobs - Mac Rumors

関連記事
Trustees Award: Steve Jobs | GRAMMY.com
スティーブ・ジョブズが第54回グラミー賞で貢献を認められ『トラスティーズ賞』を受賞

翻訳協力: Thanks to @sei_n @tomohiro_kasuga @mikesekine
Related Posts